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29冊目 『若きウィルテルの悩み』

毎度どうも。
『1059』です。

今回は、漫画で読破シリーズの1冊を紹介します。

『 若きウィルテルの悩み 』 

29冊目 『若きウィルテルの悩み』


原作者 : ゲーテ
出版社 : イースト ・ プレス
価格 : 420円 (税込)

作者は、ドイツの歴史的な詩人、ゲーテ。
ジャンルは、いわゆる青春小説です。

あらすじを大まかに説明しますと…

時は18世紀のドイツ。
主人公は、やや内向的な青年、ウェルテル。
ある日、ウィルテルは、自分が住む街から感傷旅行に飛び出します。
旅先でウィルテルは、心惹かれる女性に出会います。
淡き希望を抱くウィルテル。
ところが、恋心を頂いた女性には、すでに恋人(婚約者)がいた…
果たせぬ希望を胸に、苦悩の日々をおくるウィルテル。
苦悩の果てに、ウィルテルが選んだ結末は…

結末はあえて伏せます。
3世紀も昔が舞台ですが、
登場人物の心情は、現代に通ずるものがあると思います。
片思いの侘しさ、
若さゆえの苦悩、
感情移入できる人も多いのではないでしょうか。

自分に「グッ」ときた言葉は、

  「僕が世界を軽蔑せずにはいられなかったのは、
   僕自身が卑小だったからだ」


   「なんという空隙だろう」
  


オススメ度は、

☆☆☆☆★ (4点)

ハッピーエンドでは無い物語というのも、
良いものです。

ではでは、次回。


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2010年06月22日at22:16
Posted by 1059
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