46冊目? 『紅の豚』
こんにちは。
『1059』です。
今回も、
前回と同様に、『アニメ映画』 を紹介したいと思います。
今回紹介するのは、
誰もが知っている 『スタジオジブリ』 の映画の中で、
一番 自分が好きな映画 です。
この映画を越える 映画 は、自分の中で存在し得ません。
一部の隙もない映画です。
『紅の豚』

監督 ・ 脚本 : 宮崎 駿
音楽 : 久石 譲
配給 : 東宝
公開 : 1992年7月18日
あえてそれか、と言われそうです。
ジブリの映画の中でも、
好き嫌いがはっきり分かれる映画ですね。
食わず嫌いで、見たことの無い方も、多い気がします。
念のため、作品概要を説明しますと…
舞台は、世界大恐慌時のイタリア、アドリア海。
飛行艇を乗り回す、盗賊ならぬ空賊と、
それらを相手として、賞金稼ぎとして生きる 豚 の飛行艇乗りの物語です。
まず、この映画を見たことの無い人、
またはしっかり見ていない人が突っ込みたがる、
一番の疑問は、
「なんで、主人公が 豚 なの?」
ですね。
主人公が豚になった理由については、
本編内で、あまり触れられていません。
「悪い魔法使いに、呪いをかけられた」
そう言われるシーンがありますが、
本当は、違います。
主人公は、
あえて自分に呪いをかけて 豚 になったのです。
分かりますか?
あえて、 豚 ですよ。
自分を卑下するのにも、程があります。
(豚になる前の主人公は、けっこう男前です)
(呪いうんぬんが納得いかない方は、
主人公の内面的描写が、視覚化して表現されていると思って見て下さい)
これが分かると、少しこの映画が複雑なのが分かってくると思います。
そして、物語の終盤、
主人公に思いを寄せる少女のキスで、
主人公が人間に戻った… かもしれない、
そういうラストシーンで物語は終わります。
はっきりと結末が明示されない物語。
最高のハッピーエンドで終わらない物語。
人間の趣向的に、
年を経るにつれて、この映画の良さが分かってくる気がします。
この作品のメインキャッチコピーは、
「カッコイイとは、こういうことさ」
あえて 豚 なのに、
つまり、そういうことだと思います。
作品としてのオススメ度は、
もちろん
☆☆☆☆☆ (5点満点)
疑う余地もありません。
あまりしっかり見たことの無い人にこそ、
もう一度しっかり見て欲しい作品ですね。
ではでは、次回。
『1059』です。
今回も、
前回と同様に、『アニメ映画』 を紹介したいと思います。
今回紹介するのは、
誰もが知っている 『スタジオジブリ』 の映画の中で、
一番 自分が好きな映画 です。
この映画を越える 映画 は、自分の中で存在し得ません。
一部の隙もない映画です。
『紅の豚』

監督 ・ 脚本 : 宮崎 駿
音楽 : 久石 譲
配給 : 東宝
公開 : 1992年7月18日
あえてそれか、と言われそうです。
ジブリの映画の中でも、
好き嫌いがはっきり分かれる映画ですね。
食わず嫌いで、見たことの無い方も、多い気がします。
念のため、作品概要を説明しますと…
舞台は、世界大恐慌時のイタリア、アドリア海。
飛行艇を乗り回す、盗賊ならぬ空賊と、
それらを相手として、賞金稼ぎとして生きる 豚 の飛行艇乗りの物語です。
まず、この映画を見たことの無い人、
またはしっかり見ていない人が突っ込みたがる、
一番の疑問は、
「なんで、主人公が 豚 なの?」
ですね。
主人公が豚になった理由については、
本編内で、あまり触れられていません。
「悪い魔法使いに、呪いをかけられた」
そう言われるシーンがありますが、
本当は、違います。
主人公は、
あえて自分に呪いをかけて 豚 になったのです。
分かりますか?
あえて、 豚 ですよ。
自分を卑下するのにも、程があります。
(豚になる前の主人公は、けっこう男前です)
(呪いうんぬんが納得いかない方は、
主人公の内面的描写が、視覚化して表現されていると思って見て下さい)
これが分かると、少しこの映画が複雑なのが分かってくると思います。
そして、物語の終盤、
主人公に思いを寄せる少女のキスで、
主人公が人間に戻った… かもしれない、
そういうラストシーンで物語は終わります。
はっきりと結末が明示されない物語。
最高のハッピーエンドで終わらない物語。
人間の趣向的に、
年を経るにつれて、この映画の良さが分かってくる気がします。
この作品のメインキャッチコピーは、
「カッコイイとは、こういうことさ」
あえて 豚 なのに、
つまり、そういうことだと思います。
作品としてのオススメ度は、
もちろん
☆☆☆☆☆ (5点満点)
疑う余地もありません。
あまりしっかり見たことの無い人にこそ、
もう一度しっかり見て欲しい作品ですね。
ではでは、次回。